プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

DeNAの技術インターンに通った!

大学3年生なので、まだ本格的な就活は先なんですが周りでもちらほらとインターンという言葉が聞こえるようになって来ました。
私の場合、「野村」とか「博報堂」とか言われても全く興味ないんですが、技術的な勉強に繋がりそうな会社のインターンには興味を持っていました。

まぁ具体的には
DeNA
GREE
◯楽天
◯Yahoo! JAPAN
サイバーエージェント
◯クックパッド
◯はてな

ここらへんです。このうち「はてな」はさすがに会場が関西なので、いきたい順位としては非常に高かったんですが諦めました。
で、楽天とかYahooとかはちょっとちゃんと調べてなかっただけかもしれませんが技術系インターンが無かったのでこれもなし。
サイバーとGREEは社風がなんか合わないような気がしたのでこれもなし。

で、クックパッドとDeNAで悩みました。DeNAの場合はやはりモバゲーという大規模サービスを運営しているという点で、インフラ(とくにMySQL)面での技能を磨くには非常にいい会社である、と。
クックパッドの場合は、自分がやっているRailsをそのまま活かせると考えればこれもこれでよし、と。

まぁそれで先に選考をしていたDeNAのインターンに出したらまぁ予想通りというか意外とというか、通ってしまったのでDeNAのインターンに行ってきます。。。


しかし、その選考過程が非常に長くて。せっかくなので、来年以降に受ける方のためにも少しネタばらしします。

Webテスト
異常に難しい。確か国語系の問題と算数系の問題、あとパズルとか暗号みたいな問題の3分野でそれぞれ20問ずつだったと思いますが、それぞれまともに解けるのは最初の4,5問であとの15問くらいは勘で解くどころか全部「2」を選ぶとか、そういうレベル
だったんですが、それでも通りました。たぶん見てないんじゃないかな?

・1次面接
学生5人に対して面接官が2人。で、このうち学生は東大*2、慶應経、早稲田法でした。
確か最初「みなさん5人に共通する点は何か、5人で話し合って答えてください」と言われ、私は全く何も言ってないんですが4人が適当に話しあって「ソーシャルゲームをやったことがないのにDeNAに興味がある」と答えました。おいおい笑。

で、次からはちょっとおもしろかったんですが、面接官の方は「私は最近◯◯です、その理由を当ててください。」
で、理由を当てるのにこちらがわは3回質問ができて、なおかつ3回の質問は全てイエスかノーで答えられるものでなければならない。

まぁだから、3回の質問をうまく駆使すれば解の候補を最大で8分の1まで圧縮することができる。なおかつある程度勘を働かせて選択する。ということなんですが、なかなか良問ですよね??

まぁこれも、私はあまり参加しないうちに他の4人がささっと決めて終わらせちゃいました(結局正解は導けなかったけど)

次が「ある清涼飲料水の会社の社員だったとして、その製品の国内売上を来年に1.5倍するにはどうするか」という質問。これを我々5人がグループディスカッション。
条件は、挙手制で指名された人が意見を言う。次に指名された人は前の意見を必ず否定し、改善案ないし対案を述べる。

まぁ弁証法のようなものですね。

・2次面接
2次はプロマネクラスの人(30手前くらい)と面接を2回。45分×2。
これはすごくのびのびと話せましたね。
自分が今何やってるかを簡単に伝える。そして隙があれば自分のギークさをうまく伝える。(例:「プログラミングをする上で、心がけていることはありますか?」=>「はい、プログラミングをする上でまずその入口としての”道具"に気を配っています。具体的にはエディタやシェル、ターミナル、さらにインターフェースのハードウェアにも金を惜しみません、毎月1度はvimrcを(略)」

2人のうち片方はやりやすかったんですが、もう片方はちょっとやりづらかったですね。突然下のコンビニの売り上げ言ってみろみたいなこと言われて困りました。

・3次面接
3次は部長クラスの40歳くらいの人と面接を1回。
これはもう非常にやりづらかったw 「最近はスタートアップの会社でサーバの設定とかやってました」と言ったら「デプロイの自動化は複数ホストに同時にできるようになってますか?」
まぁunicornの設定はあれで複数ホストにいけるはずなんですが、そうはいってもスタートアップだと残念ながら単一ホストでDBもWebもAPのプロセスも走らせるような節約をせざるを得ないのですよ。。。

そういうことを言ったら「じゃあ本格的なサーバ運用ではないですね」と言われて、いやまぁそうですね汗、という感じ。

これは落ちたなと思ったんですが、意外にも通りました。

・4次面接
これが最終。人事部の人で、まぁ一番やりやすかったです。
なぜこのインターンを選んでいるのかという点がやっぱり明白に「自分はサーバ・インフラ系の技術者になりたくて、その上で大規模サービスの実績がある会社で経験を積みたい。DeNAはDB運用に関して国内でも有数の会社であると思っているから」というようなことを言いました。


で、昨日合格ですという通知があって、とても楽しみにしています。ちなみにJavaScriptを使ったOSS開発をするらしいです。
メインの言語はRubyなんでそっちのほうがありがたかったんですが、まぁJavaScriptは2番目くらいによく書く言語なので、まぁ下手にPerlとかC++とか言われるよりはマシかなと思ってます。