プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

新しい技術は楽しい

iOSをやっていて、すごく簡単なことでも10時間くらい詰まってる。基礎から勉強して「あぁ、superviewからはみ出た要素に対してはタッチとかしてもダメなのかー(jsでいうところのイベントキャプチャリング)」みたいなことを理解して1行追加したらあっさり動くようになる。


でも、これがすごく楽しい。実は最近はほとんど技術的な進歩のないこと、使い古されたhamlと使い古されたRailsのコードを淡々と保守する業務ばかりやっていた。保守業務というならともかく、さらに面倒なことに設計とか変数名も、コードレビューをする人から見て一番文句を言われない実装を選択して、ベストだと思う実装を曲げることも多かった。
第三者から見て文句のない実装にするーー。確かに7割型正しいことだけど、3割くらいは本当にどうでもいい話になる。変数名自分はこっちのほうが好きとか、そういうやつ。レビュアーが二人いるなら二人の好みが分かれそうなところをいかに避けるか、みたいな。

だから最近僕がレビューする側になったときには、「Railsだとこう書くほうがおしゃれじゃない?」とか「マイナスマージン使わないで相対位置にして動かしたほうが・・・」みたいなことは言わないようにしてる。基本的にバグチェックと設計に破綻がないかを指摘する。まぁそうは言ってもdiffを見て間違い探しみたいに「俺ならこう書く」っていう指摘のほうが楽なんだけど。



iOSはまだまだわからないことだらけで、頻繁にRailsのあの明るい町並みに戻りたいとは思うけど、深夜の暗い国道をただ闇雲に走り抜けて少しずつ街の灯りに包まれていくような感覚は心地よい。