プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

顔面収益率(r)は顔面成長率(g)より高いのでrを小さくしないといけない

最近ようやくあのピケティの長大な21世紀の資本(を薄く解説したpdf)を読んだんですけど、まぁさらにかいつまんで皆さんに紹介すると、ピケティの中心理論は

{ \displaystyle
r > g
}

によって成り立っています。rとは 税引き後の顔面収益率, gとは顔面成長率を言います。

噛み砕いて言えばこういうことになります。

向井理似のAさんときゃい~んの天野くん似のBさんがいたとします。面倒なので顔以外の条件は全て同じだとします。

同じ職場のAさんとBさんですが、女子社員からの好感度は圧倒的にAさんがよく、Aさんは20代後半で共通の知人を通じて(全く余談ですがニュース等でこういう言葉遣いを見つけたら乱交パーティだと思ってください)知り合った証券会社のアナリストをやっているA"さん(顔は香椎由宇似ということにしておきます)と結婚しました。

A"さんはいわゆるキャリアウーマンで、Aさんより年収もずっと上です。
A"さんは産休を取り生まれた男の子のaちゃんは顔はとても良く、A"さんによって教育もされたので学歴はAさんよりちょっと上くらいになりました。

一方Bさんはなかなか結婚できず、30代後半でレンタルビデオ店アルバイトのB"さんと結婚、生まれた男の子のbちゃんは顔はまあ冴えない感じで、結局大きくなってBさんと同じスペック(顔、学歴など)になりました。

ここで見てほしいのですが、生まれつきイケメンだったAさんの子供であるaは同じだけイケメンで、しかも少し学歴が追加されました。
しかし生まれつきややブサメンのBさんの子供であるbは同じだけややブサメンで、なんのオプションもありません。

この結果から言えることは、イケメン一族はイケメンであることを運用するだけでどんどんいろんなものを手にするのに対して、bがBよりイケメンになる成長度は限りなく低いということです。

ピケティの理論はこういうことを言っていました。

そこでどうすればいいか。ピケティは経済成長(化粧、メイクなどの進化)とかいろんなこと言ってますがどれも欠点があるといい、イチオシは世界的な累進課税 です。
厳密には再配分について主張しているというよりrを小さくしろ(それによってr=gにすべき)ということらしいんですが、まぁ噛み砕いて言えばイケメンの女を寝とってしまえとか、ブサメンがイケメンを夜襲しても罪に問わないとか、そういうことなんでしょう。


まぁもっと詳しくピケティの理論を知りたい方はこちらをどうぞ
http://cruel.org/books/capital21c/APPikettylecture.pdf