プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

外野と内野はけっこう違う

最近僕が考えた最強の事業概要みたいなものを人に聞いてもらえる機会がちょくちょくあり、話しています。

で、だいたいボロクソ言われてショボンとするんですが、ここで発見があります。

それは、おそらく半年前とか1年前、あるいは現在もかもしれませんが、僕も人の事業計画書を見てボロクソ言っているのです。

で、今必死に思い出してもわりと僕が受けるツッコミを、僕は人にしていたような気もします。もちろん全てがそうではないのですが、少なくとも1年前の僕が今作っている事業計画書を見たら、今いろんな人から指摘していただいている内容の一部は言及している気がする。

ということは、ここから言える可能性のあることはいくつかあります。

1. 私の頭脳が劣化している

これは一番高い確率でありえそうです。正直、私の脳みその処理能力は有馬記念三連単を見事に射止めた中1の冬をピークに、徐々に下り坂にある気がします。

2. 事業計画書とはそもそも突っ込みどころがおおいものである

結局事業とは動的なものであり、複雑なものであるのに、静的かつシンプルなモデルに落としこむなら、何かしらを削る必要があります。そして事業計画書の抽象化のプロセスは理論的というより表現的というか、直観的かもしれません。

チーターを説明するときに「ネコ科の肉食動物で・・・」みたいな説明、「速い!! 怖い!!」みたいなのを求める人もいれば、「わりとライオンとかトラのシャープなやつ」とか、求められるものがケースバイケースなんでしょうか。。。

3. 情報が非対称で、事業計画書を作っている人間が言語化していない不安や大変さがある

日ハムの斉藤を見て「そこで緩い球はだめだろー」みたいなこといっても、彼も肘が痛かったりそもそも本人は緩いなんて思ってなかったりするんだと思います。
ただ、この点に関しては外野のほうが正しいことを言っているケースもけっこうあると思うので、外野だから口出しすべきでないということは全くないと思います。このへんの人から言われることを「そんな簡単にいうけど・・・」と思いますが、「その人はわかってないだけでそれは不可能だ」にするか「客観的に見ればそうだから、そのとおりだ」って結論付けるか、取捨選択するのがカンドコロなのかなと。

4. 本当に考えが甘い

何よりここに行き着くのかもしれませんが、たかだか2ヶ月弱やってみた程度で業界のことなんて何もわからないし、ユーザの声もろくに聞けてないし、まぁそういうことなんでしょう。



まぁ、というわけで過去の記憶とかも呼び起こして考えれば確かに外野だから適当な事を言ったり、外野だから客観的に分析できたりしましたが何か人からもらうアドバイスには一定の真実があると思うので、積極的にボコボコにされるようノーガードで行こうと思っています。