プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

やれば当たるんじゃないかなと思ってること

起業して1年ちょっと、自社サービスに集中するようになって半年経ったけどやっぱり座学で考えるのと日々UUなりをどうやったら伸ばすか考えるので頭の使い方がぜんぜん違う。

その上で僕が感じているのは「自分の持ち味を活かすこと」という一点。
これを理解していないとどんな素晴らしいアイデアも実現できないし、人によって得意不得意が違う。

具体的に言うなら、仮に僕が電力事業者向け販売管理システムを作ったとする。思考実験なのでこれは他の同様のプロダクトに比べて世界一素晴らしいものだったとしよう。しかしこれは絶対に売れない。電力会社がいくらいいものでもそこらのスタートアップのプロダクトを導入するはずがない。

別の例で僕がキュレーションメディアを作ったらどうなるか。これはイケると考えるかもしれないがよく考えると分が悪い。まず記事数を確保するのにライターの人件費が必要だしfacebook広告だって数百万かけないといけない。少し前ならアイデア+リーガルリスクの関係でスタートアップがやったほうが良かったかもしれないが、今ではある程度フットワークのある大型ベンチャー(ようするにdena)に勝てない。

僕の場合自己分析するとこんな感じになる。

  • 金 => 全くないわけではないが比較的ない
  • 人望 => あまりない。したがって組織化しづらい
  • (会社の)ブランド力 => 全くない。したがってアライアンスは組みづらい
  • やる気+インセンティブ => 極大。これはすべてのスタートアップに言えること。
  • 法的リスク => 比較的とれる
  • コネ => あまりないが、実家や以前の会社の先にわずかなコネがある
  • 時間 => ある。そして結果が1,2年ででなくても問われない
  • 営業力 => ほとんどない
  • 開発力 => あるが質的にあるのであって、量的にはない

こういうことを考えて、僕の場合は「大企業に金をかけられても比較的大丈夫で、1,2年数字が出なくてもOKで...」というふうに最近は考えてる。

で、これに照らせばyoutuberはありじゃないかと思ってる。とくに海外のyoutuberではprank(ドッキリ、イタズラ)というジャンルが人気。



これは図書館でAVを見てるがヘッドホンが抜けてることに気づかない、という動画。
こんなの、10万円くらいで撮影機材準備できるし編集だって素人でいける。強力してくれる友達が何人かいればいい。

問題は法的なリスクがかなりでかいということで、例えば他のドッキリでは子供を誘拐するとか(もちろん子役だけど)、町中で刺されるとか。日本だと確実に炎上するし、公務執行妨害罪とか偽計業務妨害罪とかになるのかも。

ただ、これは絶対に大企業じゃ承認がおりないのでやったもん勝ちになる。日本版をいくつか探したけどまだまだ足りない。今の事業が外れたらこっちをやってもいいかもと思うくらいだ。