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プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

安倍政権の倒し方 護憲カルトについて

任天堂の倒し方を知っているとされたGREEがネタにされて久しい。
ポケモンGOのヒットを前に未だ言われているのだから、◯◯の倒し方に関する世間の注目度はことさら高いのだろう。

最近個人的に安倍政権の倒し方について一つの仮説ができたので披露したい。
一応私の政治的スタンスというか考えは、基本的に政権に不満はないのでとりあえず自民党政権で続いて欲しいが、ある程度リベラル政党も相対的に今より健全化してほしいなという感覚だ。たぶん穏健派の国民の多くが考えることだろう。

護憲カルトについて

護憲派の欺瞞についてこの本が詳しい。

井上達夫といえば進級のかかった重要な場面でオムニバスの授業でありながら不可をつけてきた(出席のみの評価でほとんど出席してたのに!)教員として個人的に記憶しているが最近はメディアにもある程度登場しているようだ。

曰く、「立憲主義を守れと標榜する護憲派こそが憲法を論理的にないがしろにしている。欺瞞的な護憲派は集団的自衛権だからダメ、安倍政権だからダメ、9条改正は何がなんでもダメ、というレベルの議論から脱して筋の通った意見を言うべきだ」というのが主旨。

突き詰めれば戦力の不保持を明言する九条第二項に自衛隊はすでに明確に違反している。とはいえ自衛隊は国民の生存権に必要不可欠とかんがえられるので9条は撤廃すべきだと主張している。

私は去年安保法案のデモをジョギングのついでに見たことがあるけど、いわゆる護憲派、アベ政治を許さない人は果たしてシュプレヒコール以上の論理性はあるんだろうかと確かに思う。まぁ論理的なレベルに還元できずとも主張していいシーンはあるだろうけど、果たして差し迫った外交上の懸案だったり高度に法的・政治的な話題に彼らはどこまで対抗策を有しているのだろう。

ところで最近鳥越俊太郎巣鴨で演説しないで帰ったニュースを見たのだけど、そのときの動画があった。

youtu.be

印象深いのはこの20:30あたりから入るおばちゃんの声だ。
このおばちゃんは「鳥越さんに投票するしかない、自民党では絶対にだめだ、それしかない」らしい。
おばちゃんなりに伝えきれない考えがあるのかもしれないけど、これだけ見ると9条カルトにすがる信者にしか見えない。鳥越さんも戦後教育第一世代を名乗っているようだけど、戦後世代にとって九条はカルトに近い甘美な響きがあるのではないか。

改憲カルト

ところで、護憲カルトがあるように改憲カルトもある。いわゆる右派の中にも外交タカ派レベルの政治姿勢の次元もあれば、神武天皇の実在性を主張する人もいる。

今このオカルトの本を読んでいるけど、ナチスの源流となったアーリア人学説のくだりを読むに、ただの右派とガチ右翼の境は「神話レベルのものを本気で信じてるか」「血統主義」「世界の常識は◯◯であるが、実際はXXであった(XXは本当だともっと自分たちの生活レベルが上がっていいという根拠になるもの)」あたりがあるかないかという感じがする。

アーリアン学説 - Wikipedia

国民を二分すればその両方に低レベルな人種、カルト的な言説はあふれる。にもかかわらず論争?を深めるほど護憲派の立場が悪くなっている感じがするのはなぜだろうか。それは改憲派の主張が受け入れられているということだろうか。たんに護憲派が自壊しているだけではないのか。

安倍政権の倒し方

本題に移ると、安倍政権は論敵を封じ込めるのではなく論敵の不毛な運動を定期的に演出しているような印象がある。
去年のシールズもそうだし、今の鳥越さんの出馬とスキャンダルもそうかもしれない。
要するに、やればやるほど護憲派の稚拙さ、老害感が浮かび上がる構図だ。右派にも稚拙さはあるが、それは護憲派ほど目立たない。それ以上に護憲派が不毛に騒いでいるのが目立つからだ。

ところで政権を倒すというが、クーデターなどを除けば以下の方法しか私は思いつかない。

1. 任期満了まで待ち、選挙で下野させる
2. 内閣不信任を成立させ、総辞職させる or 選挙で下野させる
3. 自民党内で抗争が起き、総裁任期が延長できない・総辞職を強いられる
4. その他、なんらかの事情で総辞職する


消去法で2は不可能だろう。1も2018年まで待たないとならない。3も可能性は薄い。ポスト安倍の面々も反主流派でいるより後継指名を受けるほうに賭けるのが得策だろう。

となれば4しかない。4こそ考えられないようだけど、一つだけあり得る。それは国民投票が否決された時だろう。

国民投票の否決は政治的に総辞職は不可避となる。
そして国民投票の成否だけど、憲法解釈のレベルであれだけもめる国民性だから(解釈だから、と言えるなら健全かもしれないがそうじゃないだろう)、憲法改正なんて去年の比では無いのではなかろうか。
それこそ一般国民にとって経済的恩恵がある話ではないのだから、今度は選挙のようにうまくいくとは限らない。

だから何もなければ国民投票が通る可能性は低いと考えるべきだろう。
鳥越氏のような人物が出てきては消え、護憲派の欺瞞、カルト、老害感が浮き彫りになって世間に根強く印象付けられて、一般国民から呆れられる以外には何もない。
安倍政権の倒し方、それは馬鹿げた言説・下品なデモ・胡散臭い人物との交流を辞めて、静かに論理的なレベルの議論をするか、何もしないことではないか。




まぁ私は護憲派じゃないからどっちでもいい話だけど。