プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

ウェブブラウザはchromeがおすすめ

5周遅れたような話だが、0.5歩くらい先の話だ。

実は私はここ2年ほど、メインブラウザにSafariを使用していた。
その前はChromeだったが、Chromeも当初ほど軽い印象がなくなり、不自然なクラッシュなどに遭遇することも増えた。
あとはベンチマークによってYouTubeの再生などで消費する電源量でSafariが優秀なこと。これも決め手だった。

gigazine.net


とくに一番良かったのは、スマホiPhoneだとモバイルのSafariとPCのSafariで予想以上に同期が捗る点だ。パスワードの保存、PCで見ていた記事の続きをiPhoneで見るなども便利だった。


www.gizmodo.jp

1Passwordの保管庫とChromeのユーザーを同期させるのが最強なことに気づいた

しかし↑のパスワード管理は便利といえば便利だが、Safariにロックインされること、チーム共有がしづらいことが難点だった。
そこで業務で1Passwordを使うようになるのだが、だんだんSafariと1Passwordの二重管理が辛くなり、たぶん1Passwordに寄せたほうがいろいろ安全でいいんだろうなという感じが強くなってきた。
Safariはあくまで自動保存をして分かる時に埋め込んでくれるというスタンスで、パスワード台帳を持ってくれるわけではない。1Passwordはパスワード帳なので、細かいログイン情報をカスタマイズして編集できる。

そして、決定的なのはchromeには1ブラウザで保存可能なセッションを持つことができる点である。1つのブラウザで複数のTwitterアカウントにログインしたいときなどは、シークレットウィンドウでログインしたりするが、これはセッションを維持できない。
chromeはユーザーを複数作ることで、仮想的に異なるchromeを並列に動かしているような感じになる。

例えばプロジェクトやクライアントワークで複数のAWSを扱うケースなど非常に多い。そこでプロジェクト名ごとにユーザーを作り、これをネームスペースにしてブラウジング、id/passは1PasswordでそれぞれのVaultに保存するようにした。

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今のところ極めて効率が上がっているし、もともとウェブ開発時にはchromeのdevtoolを使わざるを得なかったので、ブラウザがChrome1つになってスッキリした感じがある。モバイルのSafariへの同期は1Passwordを通じて行える。