さとう宗幸最強説
さとう宗幸は全国的には昭和歌謡で「青葉城恋唄」をヒットさせたことで、上の世代にはそれなりに認知されているらしいがおそらくこのブログの読者でご存知の方は少ないかと思う。しかし、私はさとう宗幸を子供のころからよく知ってる。週3くらいで見てる。
どういうことかというと、
さとう宗幸は私の出身である仙台市およびその周辺をネットする地方局で、毎日情報番組の司会者をしているためである。だから全国的には過去の人だが、宮城県民にとってさとう宗幸は現役の芸能人だ。これは中山の大観音くらい、地元民にとっては当たり前だが認知されていない事実である。
さとう宗幸がこうして宮城県で隠然たる存在感を放つのには理由がある。まず彼の代表曲である青葉城恋唄であるが、仙台市は人口に対してそこを舞台にした小説なり音楽といった文化面が手薄だった。それに目をつけたさとう宗幸は地元育ちという点を重ねて仙台を唄った歌を作ったのである。地元のテーマソングというべき歌を手に入れた仙台人は熱狂してさとう宗幸を英雄視した。その後の芸能界仙台枠をさとう宗幸は手にし、おそらく地元で興業でもしようものなら暴力団顔負けに、挨拶して仁義を通す必要があったのだろうと勝手に推測する。