プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

アフターコロナ

アフターコロナという言葉が生まれ、リモートワークが今後主流になるのだなどと唱える人もいますが、極めて懐疑的に思ってます。

私自身、リモートワークをやってみて効率的な面が5%くらいあるにせよ、95%はマイナス面が大きい。「会議はzoomでやれば会議室の予約や移動がなくて済む」「slackで会話してるほうがオフィスで無駄話するより非同期に効率的でログが残る」などと言う人もいますが、端的に朝から晩まで人が一箇所に集まって組織的な熱量が生み出されるような、そういう空気感を軽視しすぎだと思う。

飲食店に対して「内装費やBGMを極力なくせば、より食材に金をかけられるから美味しいものをストレートに提供できるんだ」ということを言う人はいないですよね。それと同様で、ビジネスもある種の空気感・連帯感が生まれ、お互いの働き方が可視化されている状態が一番生産性がある。

したがってアフターコロナ的な世界観をでっち上げ、それを標準化させようという試みは興味がないのですが、一方でwithコロナの期間がかなり長期化するのではというのも危惧しています。

東京は1ヶ月の非常事態宣言が発令されましたが、たぶん本当は3ヶ月とか6ヶ月を念頭にしているのではないか。3ヶ月・6ヶ月となると百貨店含む小売業はほぼ壊滅だし、サプライチェーン側も総崩れしていきそう。しかも、コロナは仮に感染拡大が抑えられたとしても、完全にゼロには数年ならないと思われます。

医療体制がない場合の致死率が5%前後、高齢者含む全体の致死率が1%前後(いずれも発表されてる世界・国内の感染者・死亡者から勝手に推計)だとして、1/100で死ぬ感染症がそのへんにあるうちは、まともに外には出歩けないと思う。

withコロナを生き残るための飯の種は、それはそれで必要な気が最近してます。

まぁ、商売的にはそのようなところですが、私自身コロナに感染して死なないように、そろそろ本格的に外出は控えていこうと思います。