プログラミング 美徳の不幸

Ruby, Rails, JavaScriptなどのプログラミングまとめ、解説、備忘録。

胡散臭い会社を見破る方法

ホームページだけはやたらと綺麗なのだが相手がどうも胡散臭い。会社の規模や実態がよくわからない。

こういうときは登記簿を照会すれば一発なのですが、さすがにもっとカジュアルな方法で相手の身元を確認してみたいでしょう。

そういう場合に法人番号検索が非常に便利です。

http://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

お役所のページのわりにはけっこう見やすいですね。

例えばこれにアトラシエと入力してみます。

f:id:tkot:20160210230240p:plain

出ました。

といったふうに、会社が実在することと住所だけ確認できます。住所変更も登記してすぐに反映されました。

世の中、意外と会社のようで会社じゃない組織は多くあります。八百屋さんとかレストランとか。 でも名刺は「リストランテ・エビス」とかで、これを屋号といいますが、個人事業主には屋号を明記する欄はあるんですが屋号に書いてない屋号、というか店名を名乗っても罰則は(たぶん)ないです。

というか、そもそも個人事業主じゃなくても勝手に名刺を作って「うちはなになにの会社です」と名乗る分にはギリセーフです。というのは、お役所の書類とかをみると運営母体は個人事業主だがみなし法人のような形のときに、屋号を会社と名乗っていることを想定してるケースがあるんですね。 しかし、株式会社とかを勝手に名乗ると名乗ると会社法かなんかに引っかかります。

何がいいたいかというと、「うちはチームsakuragaokaっていう芸能キャスティング会社です」と名乗るのはかなりグレーであるけどまだ株式会社とかを名乗ってないので、これくらいのことをやってる人は多いということ。

だから胡散臭い会社の人にはちゃんと登記上の名義と代表者を聞いたうえで、存在を確認しましょう。最近シェアオフィスで常々感じることです。

ウェブサービスの時代は終わる

Google時価総額世界一になったそうだが、いわゆるウェブサービスの時代は徐々に先細っていく恐れがある。
これは私自身リスクとしてある程度現実味を持って考えていたことなのだが、最近ある人づてに著名投資家が同様の見立てをしていると聞いてあぁ、やっぱりそうなのかなと考えを強めた。

というのは、簡単にいえばインターネット上で有望市場とされているものがある程度刈り取られてしまっていること、参入コストの低下(プログラミングが楽になったなど)によりプレイヤーが過剰なことに起因する。
例えば有望市場、というか巨大市場という点では上から順に自動車、建設、外食、不動産、小売、アパレルなどだが、Cへの依存度が高い分野はすでに巨大プレイヤーがいるし、ぱっと思いつかない自動車にしても自動運転車のように根本から大きく変えようとしているチャレンジャーが存在する。建設はまだないかな・・。


よく最近の新規事業担当者は「10年前だったらもっと楽だっただろうなぁ」と言っているが、それは結果論であるという点を考慮しなければ全く正しい。
逆に言えばインターネット並に今後10年成長する市場を発見していち早くプレイヤーになれば、10年後に優位な立場になれる。


で、みんなが気になる10年にインターネット並の成長ができる分野はなにかというと、巷ではVRやIoT、人工知能あたりなのだろうけど、その著名投資家いわくバイオテクノロジーやサイバネティクス、ハードウェアだという。
例えば事例で聞いた話ではマグロの栽培漁業で、マグロが致命的に弱体化する悪い遺伝子を矯正して生存率が急落する初期の生育過程を乗り切ることで生産効率が飛躍的に伸びる技術が最近あるという。
意外と忘れがちだけど人間が摂取してるものは塩とか水あたりが例外なだけでほぼすべて動物か植物なので、食産業にも巨大インパクトがあるのはもちろん、当然医療でも応用できる。


でも遺伝子分野なんで今から勉強したって無理だわーと思うんだけど、逆に20年前にインターネットを始めた人たちってそれを無理じゃないと思った人なのかも。

まぁ本気で業界の切り替えができるとしたら20代はまだチャンスがあるので進む道が正しいのか毎日考えないといけないのかも。

プログラマーの時代は終わる + 引っ越し体験記

今日は二本立てです。

プログラマーの時代は終わるという話

最近わりと有名なスタートアップの社長と話す機会があって、インスパイアされた話。

大学生のときに勢いを感じて飛び込んでみたものの、当時に比べてプログラマー=食えるという認識が世間的に定着し、プログラミング学習に挑む社会人なり学生が非常に増えた。こうなるともうダメだ。そのへんの主婦が株を始めたらバブルが終わるのと同様、そのへんの社会人なり意識高い学生がRubyあたりを習い出すと、もうプログラマーが食える時代は終わる。

というわけで、今後私もプログラマーだのエンジニアだの自称するのは辞めようと思う。転向先として大きく2つある。一つは経営。経営は行政書士とか税理士、社労士的なテクニカルな知識面もあるが、そもそも資金調達だったり事業計画だったり採用など、数を打つしかない。(まぁ今やってる仕事のウェイトを開発を低くするという話)

次にクリエイティブ。具体的に言えばデザインやCG、動画などだが、現状でやってることで動画制作などはあるが完全に素人レベルなのでこれをまぁできるYoutuberレベル(瀬戸弘司くらい?)に高められれば・・・。 あとは現在もデザイナーから受け取ったpsdファイルを修正するとか、画像処理やチラシ制作くらいのことはやってるがまぁしこしこphotoshopillustrator、after effectあたりを使いこなせるようにならないといけない。

引っ越し体験記

引っ越しなのだが、見積もりを取ったらちょっとうさんくさい業者で2.7万、赤帽の見積もりで3.6万と言われた。まぁ大した額ではないのだけど、先の見積もりを出してきた業者が電話口でかなり乱暴な口調で気を悪くしたので自分でやることにした。 レンタカーで軽トラより少し大きい一般のトラック(といっても普通の乗用車サイズ)を借りて6時間5400円、これに台車をオプションで500円。 あとはAT普通車を運転できる友人にお願いして、日当1万円で半日で移動させた。

前回言ったように池袋に引っ越したわけだが、まぁ梱包に2日程度、当日は1回の積み出しで30分弱、運搬に30~40分、運び出しに40分くらいかかった。これを2往復。 引越し先は4階でエレベーターなしなので肉体的にはかなりきつかったが、まぁなんとかなった。 冷蔵庫・洗濯機がある場合は相当厳しいと思う。一人用ソファだけで地獄だったし・・・。

ただ、この流れで「これからはセルフの引っ越しが増えると思う」なんていうかと思ったら大間違いで、引っ越しは今後も、というか今後はよりいっそう業者の専売特許になると感じた。なぜなら積み出し・積み込みがもっとも大変なのであって、これはそのうちロボットスーツによって効率化されるのは間違いない。

http://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/400/4e2d71561892fde9af7ea504413864a6_400.jpg

ということは、この業務用のロボットスーツがけっこう高額だとして、投資を回収できるだけの回転数を専門業者として回していくのがもっとも経済合理的だろう。

今後機械が人間の仕事を奪うという話があるけど、まず現実的なところでこういうパワースーツ関係(サイバーダインがやってるようなところ)あたりが肉体労働者産業に普及していくと思う。

六本木のキャバクラっぽいとこに行った

先日、大変めずらしく接待をしていただく機会があって、シースーからの六本木のキャバクラっぽいところに行った。

寿司のほうは恵比寿にあるランチのコスパが良いことで評判の店で、数カ月前に別の機会で行ったこともあっただけ新鮮さはなかったが、キャバクラ自体初めて行ったのとその店のシステムが独特だったのでここに記したい。

といってもさすがに店名や画像など、実物を出してしまうとつまらないのでイメージでお楽しみいただく。


ここは六本木のとある雑居ビル。階段を登ると一見店舗には見えない重厚な扉。

なかを開けるとスキンヘッドの男、黒人、そして奥には何人もの若い女性が。

この店に連れて来てくれたAさんはだいぶ常連のようで、店中の女の子がAさんに挨拶する。当然だが僕はしどろもどろでカオナシのように「あっ・・・あっ・・・どうも・・・」としかしゃべれない。

店を見渡すと他に客はいない。事前にAさんはこの店はボッタクリだと言っていたが、ボッタクリ店の傾向そのものだ。

ほかに客がいないためかサービスがいい店なのか、男一人に対して2,3人のコンパニオンが着いた。私はキャバクラの経験がないのでよくわからないが、普通は1対1くらいなんじゃなかろうか。

で、露出度の高い服(といっても普通のドレス)を着た女性が左右についた。左のほうは関西弁でミソノに似ていたのでミソノちゃんと呼ぶ。

右のほうはブラジル人で名前はアンジェリカちゃん(仮)としよう。

さっそく私の緊張はピークに達し、まず何を聞けばよいかもわからず、さらにこのブラジル人はどの程度の日本語まで大丈夫なんだろうかとか、そういうのを探ろうと思った。

「最近ブラジル経済大丈夫? オリンピックもIMFがさぁ...」

アンジェリカ「オニーサン難しいネー、そういうのわからないヨー!!」

さっそく空振ったようだった。ただ収穫としてアンジェリカは日本語自体は問題ないようだ。 私はとりあえず共通の話題を探すべく、二分探索の要領で「本はよく読むか」「映画は好きか」などの問いを繰り出してみようと思った。 しかしこれが大失敗だ。なぜなら、そもそもあの人たちにNoという答えはないからだ。興味があろうとなかろうととりあえず当たり障りなく好感触を演出する。

こうやってブラジル人との意思の疎通?に四苦八苦しているうちにさらなる重大な問題に気づいた。

(ミソノと全然しゃべってない!!)

左右に女性がいるとどうしてもどちらかに意識が集中する。さらに音がガンガンうるさいので(余談だが追悼なのかデビッドボウイが流れてた)距離を保って3人で話すような雰囲気ではない。

そこで今度はミソノに切り替えてみる。

「関西弁かわいいね! ずっと関西だったの?」 ミソノ「そうやねん、うち大阪やねん!」

あぁ、何のひねりもない展開だ。そもそも自分で振っておいてなんだけど僕は関西一帯に興味があまりないのでほとんど行ったことがないし、大阪と兵庫の区別も付かない。大阪といえば・・・と頭をめぐらしてみたが真っ先に浮かんだのは橋下徹大阪維新の会だった。 「大阪維新の会支持してるの?」とか言おうかと思ったが、先の反省からこの店で政治と経済の話題は不可能だと判断し、大阪トークからは撤退しさりげなくアンジェリカのほうに会話を戻した。

とまぁこういうふうに会話に苦労しているうちになんだかんだ1時間くらい経ったら音楽が切り替わりショータイムというか、ハッスルタイム的なものに移った。

アンジェリカ「お兄さん、イクヨ!」 ミソノ「立って!」

両脇を抱えられ立つように促される。あぁ、そういうことか、だから一人10万もするって言ってたのか。唐突なことで分からなかったが場の空気、「心の準備はできてるか」などのフレーズから確信した。

このまま別室に行き、この二人と熱い夜を過ごすのかと・・・。

そうするとなぜか二人は私を別室でなく、ホールの中央にある何やら丸いお立ち台のようなとこに連れて行く。私は衝撃的な勘違いに気づく。

(別室じゃなくて、この謎のお立ち台で衆人環視のもとヤるのか!?)

途端に私の緊張はピークに達し、アンジェリカ、ミソノ両氏にちょっと気持ちの整理がつかないので待って欲しい旨を伝える。 しかし二人は緊張することはないと促し、とうとう私はお立ち台の上で仰向けになる。

すると、どこからともなく現れたダンサーがお立ち台の上、つまり私にまたがるような格好で踊り出す。しかし期待を裏切って申し訳ないが、このダンサーはこの写真のようにボンテージのようなものを身にまとっているので、全裸を下から覗くようなそういうわけでもない。

まぁ何はともあれさっきの二人でなくこのダンサーとなのか?など混乱していると、ダンサーがしゃがみ込むようにして私の顔を撫でたり頭を触ったりした。それで終わりだ。

全く期待を裏切られた。席に戻って拍子抜けだったとミソノに話すと、「当たり前じゃーん、うち風俗店じゃないんだから〜」。

そりゃそうだけど、ここに連れて来てくれた人も「すごい店。グレーな店。超高い」しか言ってなかったのでそりゃそのくらいのことイメージするでしょうよと。

アンジェリカ「お兄サーン、緊張してるね、勘違いしてるからタバコでも吸って!」

と旧マイルドセブンを差し出してくる。

まぁこれも事前に予習済みだったので、知らない外国人+六本木+タバコ = 大麻だと確信して、「これタバコじゃないやつじゃないの笑??」と牽制してみる。

アンジェリカ「私ハタバコじゃないヤツもヤッテルけど、これはタバコだよオニーサン〜」

いやいや、やってちゃダメだろうと思ったけどそこは社会人なのでクールに受け流す。

まぁ何はともあれ、結局このまま展開もなく解散、帰宅した。

まとめ

六本木は危ないのでなるべく大人の人と一緒に行きましょう

けしからん

年末、「テレビ朝日はけしらかん! フジテレビもけしらかん! 民主党国賊!」が口癖の親戚が紅白見ながら「ゲスってなんだ? どういう意味だ? けしからん! NHKに電話かける」って言ってたんだけど先見の明があるのかもしれない

引っ越す

わりとあっという間だが今の住居の契約更新の時期になった。更新料は東京ルールで1ヶ月とよくわからん諸経費が取られてそれだけで16万になる。なんだか最近の生活はかなり微妙だったので、この際早いが思い切って引っ越すことにした。

失敗点

正直、今住んでるところは楽しいこともあったし当時の状況から考えれば理由は確かにあったのだが、大きく見て失敗だったと思う。

◯前回引っ越した時の記事

tkot.hatenablog.com

失敗点1 高い

今の住居は13万で、当時の収入から考えれば5万も10万も15万も同じだなと思っていたのだけど、経済情勢は変わる。というか、ライフスタイルによって必ず貯金が必要なときと、そうでないときが出てくる。そうなったとき、固定費は大敵となる。 まぁ、とりあえずウハウハになったらまたすぐ引っ越せばいいやと思う。

失敗点2 職住合致

当時と今で考えが明確に変わったのはここで、これは人によると思うけど一日中家で仕事は無理だなと思った。こうやってブログ書いたりしちゃうし。。。 というわけで日中家から出るようにします。

失敗点3 矛盾してた

僕の当初の予定はアクセスが良いオフィスっぽいところを借りて、オフィス状態にしてそこに住むというものだったけど、こもって仕事をする以上アクセスが良い必要は全くないのでは・・・

細かい失敗点

終電が遅い

銀座線はすごく気に入ったのだけど、唯一のネックが終電の遅さ。ヘタすれば大宮に帰るより終電早いんじゃないだろうか。11:50くらいになくなる。

港区は税務署のアクセス等が悪い

港区の鉄道網は需要の割には微妙で、意外と陸の孤島のような所も多い。広尾とか(は渋谷だけど、麻布近辺とか)。 で、税務署が遠い。 渋谷区は渋谷駅、豊島区は池袋駅から歩ける。

JR、というか山手線

やっぱり山手線の利用頻度は高いので山手線沿線に住むべきだった

というわけで、まだ未確定ですが2月から職場を渋谷(シェアオフィスだけど)、自宅を池袋にしようと思ってます。今年は経済も冷え込み、もはやリーマン水準並の不況といっていい状態になる恐れもあると思います。消費増税もやめてほしいですね。冬の時代に備える。これがキーワードです。 (そんなこと言い出したら景気悪くなるじゃんって人は政府に財政出動して消費マインドを刺激するよう言ってください)